MEMBERS' INTERVIEW

後悔しない人生を生きる

今回は秘密結社HACの企画・運営の1人としてご活躍中の佐野加奈子さんにお仕事やCLUB HUBlicとかかわり変化したことなどをお聴きしました。


伊東市出身。熱海市内の病院で診療情報管理士として勤務。
社会人になって始めたサーフィンで湘南と出会い、移住。
CLUB HUBlicでは秘密結社HACの企画・運営者の1人として活動中!

ご契約:ナイト部員


仕事・湘南ライフの両立

1.佐野さんについて

――今のお仕事ではどんなことをされていますか?

 今は診療情報管理士として病院で働いています。診療情報管理士の主な仕事は診療記録を管理すること。診療記録に含まれる情報は診療の継続、医療従事者の研究・教育・病院経営にとても重要なので、その価値を発揮させることができるように管理しています!

 また病院の経営分析や他の部署のサポートもしています。具体的に、経営分析では国に提出するがん情報やどの年代でどんな病気の方がどのくらい通院しているのかということを統計に取り、データ分析をしていますね。他の部署のサポートでは算定をしている部署の算定漏れがないかどうかなどの確認をしています。

私が所属している事務部の組織開発にも携わり始めました。この組織開発は実は私から上司に提案をしたものなんです。今コロナの影響でモチベーションが下がっている同僚が多いなと感じています。診療情報管理士は病院の経営を分析する仕事なので、まず現場のモチベーションを高めることが病院を(収益も含めて)立て直すことに繋がるのではないかと考え、今年の8月から事務部での働く環境をよくするプロジェクトを各部署の責任者を中心に集めて立ち上げました。これから職員アンケートをとって実際に現場がどのような負担を抱えているのかを見て、具体的にどう動いていくのか検討していくつもりです。部内で組織開発の良い結果が見えてきたら、病院全体で組織開発をしていきたいなと考えています。
――いつ湘南に引っ越したのですか?

 2年ほど前に伊東から湘南に引っ越しました!もともと伊東の実家を出て自立したいなという思いがあり、サーフィンをしていた湘南で知り合いが増えたので、湘南で1人暮らしをしようと思ったんですよね。
 しかし湘南から熱海の通勤時間がかなりかかることを知りました...。当時は診療情報管理士の資格を取るための勉強時間を確保したかったので、湘南への引っ越しを資格取得のご褒美として2年間仕事と勉強を両立し、資格が取れたタイミングで湘南に引っ越しました。

CLUB HUBlicに来て外向きの気持ちに変化した

2.CLUB HUBlicとのかかわり

――CLUB HUBlicに関わる最初のきっかけは何でしたか?

 もともと今後のキャリアについてかなりの不安を抱えていて、住んでいる湘南から熱海の間で成長できる環境がないかなと探していました。そんな時に矢部さんに「CLUB HUBlicで勉強会があるよ」と誘っていただきました。矢部さんは仕事も年齢も違うのですが、同じモチベーションで仕事について話せる唯一の人です。そんな矢部さんから誘われたことも相まってCLUB HUBlicの勉強会に参加しました。

――参加した勉強会やCLUB HUBlicの印象に残っていることはありますか?

 熱海に若者がいた」ということです!!最近知りましたが、熱海市は静岡県のなかでも高齢化率がとても高いらしいです。仕事柄、ご年配の方と関わる機会も多く、熱海にこんなに若者がいるとは思っていませんでした。
 今まで同じモチベーションで仕事について話せる人が矢部さんしかいませんでしたが、勉強会には同じモチベーションで仕事について話すことができて、それぞれ悩みやキャリアについてモヤモヤした気持ちを抱えている若者が集まっていました。同じような若者がいたことが嬉しくて、話すこと自体がとても刺激的でした!
佐野さん(左)とお話ししているのは佐野さんを勉強会に誘った矢部さん(右)
ーーCLUB HUBlicに来る時に意識していたことはありますか?

 あります!

 熱海のまちで人脈を作ったところで、今後の病院でのキャリアには活きないんじゃないかなと思っていたので、そもそもCLUBHUBlicの部員になるかどうか迷っていました。ですが、CLUB HUBlicで部員さん方とお話をしていくうちに、秘密結社HACでの同世代との関わりや、話して考えたことが自分のキャリアに活きてくると確信を持つことができたので、部員になることを決めたんです。なので人との関わりや会話という点をCLUB HUBlicに来るときは心掛けています。 

 CLUB HUBlicを利用するタイミングは平日の夜です!私は湘南に住んでいるので土日に使えるホリデー部員の方が使いやすいかなと思っていたのですが、平日の夜の方が会社勤めの方が仕事帰りに来るんじゃないかなと予想して。そういう方たちの関わりを持つために、ナイト部員で契約しました。

ーーCLUB HUBlicで一番学んだことはなんですか?

 一番学んだことは自分が何を大切にしたいかという事です。CLUB HUBlicの講座はプレゼンテーション傾聴おもてなしファンベースなど様々な種類の講座があって、私もかなりの講座を受けてきました。どの講座もビジネススキルを身に付ける、ビジネスマナーを学ぶことができますが、それよりもその講座内容を踏まえて自分と向き合って考えさせるような講座が多いです。そのような講座に出て学んできて、自分と向き合い、自分が何を大切にしたいのかを自然と考えるようになりました。

――CLUB HUBlicにいらっしゃるようになって、ご自身のなかで変化はありましたか?

 CLUB HUBlicに来る前は自分のキャリアについて不安…という内向きの気持ちを抱えていました。しかしCLUB HUBlicに来て、講座を受けたり、勉強会に参加したり、部員さんとの対話や違う業種の方のお話を聞いたり見たりしていくなかで、キャリアについて不安を抱えているような内向きな気持ちから、今働いている場所の働く環境をよくしたいという外向きの気持ちに変化したんです。今年の8月に病院の部署で働く環境を良くするためのプロジェクトを上司に提案し、立ち上げました。その時にもCLUB HUBlicで学んだこと考え方や視点は活かされたと思います。

 また上司に提案するという経験が初めてに近かったので、めぐみさん(弊社代表)にどのように持っていったら、みんなが納得・協力してくれるのかということを相談させていただきました。
ーーCLUB HUBlicのお気に入りの場所はありますか?

  フリースペースの机です。個別ブースで勉強していることもたまにありますが、ここで様々な方たちと過ごす時間が有意義な時間だなと思っています。
 
 あとは本です!いつも借りてますね。元々本が好きだったのですがCLUB HUBlicに入って、3か月で15冊ぐらい借りていますね。

目標はまだ探し中ですね

3.これからについて

ーーこれからの目標や考えている人生設計などはありますか?
 それがないんですよ。ないというかまだ探し中ですね.
 もちろんCLUB HUBlicで学んだことはたくさんありますが、まだ自分のキャリアビジョンが明確になっていないので、どこに向かって進んでいくのかということをCLUB HUBlicで探究していきたいと思っています。

ーー今後の夢や野望はありますか?

 「後悔しない人生を生きる」です。これはいつも口にしていますね.
 あとはやはり湘南での生活、「湘南スローライフ」を人生のテーマにしたいと思います。

ーーみなさんに伝えたいことはありますか CLUB HUBlicの皆さんや出入りしている皆さんの存在が私のなかではとても大きくて、いつも支えられています。ありがとうございますと伝えたいです!

ーー佐野さん、ありがとうございました!

※写真撮影時のみ、マスクを外しています。


ー編集後記

 私はいつもふわっとしていてノリの良いイメージを佐野さんに持っています。ですが、インタビューで仕事のお話を伺った時はいつもイメージとは違うかっこいい佐野さんを見ることができたような気がしていました。インタビュー記事をまとめ終わって「どうしてかっこよく見えたんだろう」と考えた時、佐野さんはCLUB HUBlicで学んだ外向きの気持ちを実際に行動に移したことで、自分に自信を感じているからなんじゃないかなと思いました🔥自信を持って行動している人ってかっこよく見えますよね。素敵です佐野さん!!(石井)
MEMBERS' INTERVIEW

その人がその人らしく、生きられる人を増やしたい

今回は、ユニークなキャリアを送られてきたAtami Stayleの中屋香織さんにこれまでの人生の判断軸やCLUB HUBlicの関わり方などをお聴きしました。


浜松市出身。バリキャリ・結婚・出産・夫の家族との同居・闘病を経て、「自分も家族も幸せになる住まい方」を追求し、2017年に川崎市から熱海市に移住。自身のキャリアでもある不動産の知見を活かして、現在はAtamiStayleを立ち上げ、フリーランスのライフスタイルデザイナー&宅地建物取引士として、今の生活に違和感を持つ人へ自分らしく暮らす相談を行う。

AtamiStayle HP:https://nakayakaori.com/
Instagram:@kaorinakayam


やらないと好きかどうか気づかないから、色々やっちゃうんですよね

1.中屋さんのキャリア

ーー中屋さんのこれまでのキャリアについて教えてください。

高校までは静岡県浜松市に暮らしていました。当時は普通でいることを周りから強要される機会が多くて、みんなと同じは嫌という思いが日に日に強くなっていました。女性は短大に行って保育の勉強をする人たちが多かったのですが、私はそもそも大学に行く意味や目的を見出せませんでした。普通でいることを強要される地元や実家から出たかったので、せっかくなら私の得意なことや好きなことを大学で学びたいと思い、好きだった体育、音楽の2択でピアノの道を選び、音大に入学しました。

音大入学をきっかけにのびのびと暮らせるようにはなりましたが、レベルの高い同級生を見て、ピアノがそんなに得意ではないことに気が付いてしまい、プロになるのは諦めようと思いました。OLに興味を持ち、せっかく音大を卒業するのだから、楽器系の企業に就職しようと楽器卸業者に就職をしました。

OLになりましたが、内勤でやることが決められていて毎日がルーティーンワーク。私はルーティンワークが苦手だったので大変でした。定時で帰れる会社で悪くないけれど、好きなことやらずにいるのも気持ちが悪かったので、やってみたかったピアノ演奏のバイトをレストランで始めました。ですが、30分弾いて30分休んでの繰り返し、ルーティーンワークだったんですよね。面白くないなと思って、そのピアノ演奏のバイトを辞めました。

次はジャズダンスにハマり、週3回のダンスレッスンのために仕事をしていました。レッスンに通いながら5年間ぐらい楽器卸会社にいましたが、今の主人と出会い、ダンス熱が冷めて、一気に主人に移りました。寿退社を経験してみたかったので、仕事を結婚と同時に辞め、専業主婦になりました。ですが、専業主婦は掃除、洗濯、ご飯のルーティーンワークの毎日。結婚3か月でプチノイローゼのような状態になってしまいました。なので一度、主婦のルーティーンワークから離れて、職業訓練校に通い始めました。営業をやりたい気持ちと小さい頃から模様替えなど内装のことが好きだったことを思い出し、住宅リフォームアドバイザーの資格を勉強し始めました。
前列一番左が中屋さん
住宅のことを学んだら、面白くて、結婚して半年後ぐらいに、不動産会社に転職し、9年ぐらいバリバリの営業マンとして働きました。なかなかブラックで、夜中も仕事をしていたのでストレスが溜まったんでしょうね、乳がんになりました。当時、娘は三歳。もし私がこの病気が悪化して死ぬとしたら、娘に何を残したいのだろうと考えた時に、お金じゃないなと思ったんです。今までお金があれば幸せになれると思って一生懸命頑張って働いてきたけれど、お金を稼いでもそんなに幸福度は上がらなかった。じゃあ子どもに何を残してあげたいかなと思った時に、ママと公園で手を繋いで歩いた楽しい思い出を残したいなと思ったんです。

そこで初めて、私が笑顔で自分らしく子どもといるためには何が必要なのかなということを考え始めました。そこから自分のやりたいことってなんだろうと色々深堀していったら、不動産ではなく”空間”に興味があることに気が付いて、不動産会社を退職しました。

退職してから、東京の青山にあるカフェの木陰のテラス席に座って道行く人を眺めながらコーヒーを飲む時間が好きなことに気が付いたんです。その時間はとても心地よかったですが、カフェの行き帰りの電車はちょうど通勤ラッシュ当たってしまい、カフェにいた時との感情の落差を感じ、とてもストレスでした。通勤ラッシュのストレスを感じずに行ける心地いいカフェがあったらいいな、カフェだけと言わずにもっと私が好きなお店を自宅周辺に出してほしいな、そう思っているうちに、これはもう不動産仲介、もっと大きく言えば、まちづくりになると思いました。

 そんなときに憧れていた東京R不動産に転職。東京R不動産の同僚に、建物が建っているエリアの価値を上げ、地域を生まれ変わらせることができるかということに真摯に向き合うリノベーションスクールを教えてもらい、即申し込みました。
 そこでやっぱり私は不動産屋として箱の提案をするのではなく、暮らしの提案がしたいんだなということに気が付きました。その時に民間企業主導でまちづくりをするリノベーションまちづくりが始まっている熱海を知り、私のしたいことが熱海で実現できるかもしれないことを知りました。
  熱海は観光地のイメージしかなくて、移住先として全然眼中にありませんでした。ですが、自分の理想とする暮らしの提案ができるのであれば、ちょっと興味あると思って、調べていくうちに熱海を気に入りましたし、主人も東京の仕事を続けられるギリギリな立地の熱海を気に入って、熱海に移住することを決めました。

ーーこれまで沢山の選択肢を選んできていると思いますが、中屋さんの人生の選択の基準は何ですか?

その時に興味があることかどうかです。ルーティーンワークのような自分にとって興味がないことや、できる気がまったくしないことが選択肢に入ったとしても、すぐに除外してしまいます。

でもやってみたいと思ったことはやってみます。毎回1本の道を極めようとしっかりと向き合う。けれどその道で成功する可能性が低いなと感じると、すーっと極める気持ちがなくなってしまい、諦めてしまう。「やり始めたことを中途半端に投げ出してしまうダメ人間だ」「興味はあるのに続かないならやらない方がいいのではないか」と毎回その度に落ち込みますがやらないと好きかどうか気づかないから、色々やっちゃうんですよね(笑)

熱海に移住場所を限定せず、その人らしく生きられる場所に暮らせるように

2.Atami Stayleについて

ーーAtami Stayleではどんなことをしていますか?
 
 自分らしく暮らしたい人の妄想から実現までをサポートをしています。最初に自分らしく暮らすってどういうイメージなのかをもっと鮮明にしてもらうために対話を行い、相談者さんの妄想がしっかり具体的になってきたら、相談者さんが自分らしく暮らす場所を見つけることもサポートしています。ライフスタイルデザイン講座も開講していますよ。

神奈川県の三崎にある私設の移住相談所「MISAKI STAYLE」さん と交流があり、とても仲がよいのですが、Atami Stayleに相談に来てくださった方でも移住先として三崎の方が合いそうだなと思ったらMISAKI STAYLEさんを紹介しますし、その逆もあります。また、その相談者さんが今の場所でも自分らしく暮らせると分かった場合は、今の場所でどうしたら自分らしく暮らせるのかを一緒に考えていきます。Atami Stayleは私設の移住相談所なので、熱海に移住場所を限定せず、その人らしく生きられる場所に暮らせるように全力でサポートしています。
ーーAtami Stayleは移住を考える際に中屋さんがほしいと思っていたサービスでしたか?

そうです。移住場所を考えるときにはどんな要素がほしいのかが明確になっていることが重要ですが、当時は自分の移住場所に関するイメージがあまりにも漠然としすぎていたので、不動産の先輩に相談しても会話が成り立たなかったんですよね。今考えると、「毎日砂浜の上で、裸足でヨガしたいから海がほしいから、〈家から徒歩圏内に砂浜があってほしい〉」というのが、私のほしい要素です。不動産屋は条件だけの検索しかできないので、暮らしていくうえでほしい要素が明確になっていないと不動産屋はあまり役に立たない、不動産屋だけでは本当にしたい暮らしは実現できないということに気が付き、暮らすうえで何を実現したいのかをもっと深く聞いてくれる人がいたらよかったのにと考えていました。

クリエイティブで刺激的な雑談が繰り広げられています

3.CLUB HUBlicについて

――CLUB HUBlicの印象を教えてください。

CLUB HUBlicはそれぞれ想いや探究心を持っていて、人生に前向きな素敵な人たちが集まる場だなと思っています。そういう人たちが集まっているので、よく次の行動に繋がっていくようなクリエイティブで刺激的な雑談が繰り広げられています。なので、CLUB HUBlicは作業場ではなくて、人と接する場だなと思って来ていますね。
「今度こんな企画をやろうかな」とか考えていても、自分一人だと「需要ないだろうからやらなくていいかな」と思ってしまうことがよくあります。今回の「スキをカタチにするコラージュワーク」もそうですね。ですが、CLUB HUBlicに来て、人と話していくと、自分の考えたことをして、喜んでくれる人のことがイメージしやすくて、自分の意欲が高まっていくのがよく分かります。

――自分の考えを人に伝えるのは怖くないのですか?

CLUB HUBlicの人たちはみんな顔が見える、知っているのでCLUB HUBlicで自己表現するのは全然怖くないです。ここに来て、誰かと話すことを結構楽しみにしています。
最初にプレゼントしてくださったフェイクグリーンの大きな木
CLUB HUBlicのシンボルに!
――CLUB HUBlicのフェイクグリーンはすべて中屋さんがセレクトしてくださっています!どのような経緯で植物を入れるようになったのですか?

  CLUB HUBlicオープン当初は壁や家具がすべて白で統一されていたので、私のCLUB HUBlicへの第一印象は「白!!!」でした。そこでふと思い出したのが、「病院」。白い無機質な空間に聴こえる音はパソコンなどの機械音、CLUB HUBlicは外の景色も見えないので寂しく感じました。

CLUB HUBlicには「世話ができないので植物を一切置かない」と聞いたときに、「何か、色がほしいな」と思いました。CLUB HUBlicの方にも聞いたところ、同じ意見だったのでオープンのお祝いでみんなでお金を出し合い、大きなフェイクの木と熱海キコリーズの木の寄せ書きをプレゼントしました。集合写真を撮るときでも、シェア店舗側からCLUB HUBlicを覗くときでも、あのフェイクの大きな木がアクセントになり、あるのとないのでは全然雰囲気が違っていたので、もうちょっとフェイクグリーンを増やしてもいいかもねという話になりました。ちょうど私の仕事の別件でフェイクグリーンの仕入れをしていて、その関連のフェイクグリーンが家にあったので持ってきたことが、CLUB HUBlicのフェイクグリーンを導入した1つのきっかけですね。

ーーCLUB HUBlicでお気に入り場所はありますか?

 フェイクグリーンの下のテーブル!
 ちらっと植物が視界に入るだけでも、心地良く感じますよね。植物を設置した後に誰かが「なんか空気が良くなった気がする!」と話していて、「いやそれ気のせいだから」ってツッコミました(笑)。

 視覚効果というものがあります。人間の感覚は不思議で、フェイクグリーンだから匂いもしないし、実際に空気も綺麗にはなっていないのだけど、「植物!!」という思い込みがあるので、匂いもする気がするし、空気もきれいになっているような気がする。面白いですよね。

 あとたくさん本があるのも好きですね。
こちらのテーブルが中屋さんのお気に入りの場所♪

「○○なら大丈夫だよ。」と背中を押してあげたい

4.これからについて

ーーーー中屋さんの夢はありますか?

私の夢はその人がその人らしく、生きられる人を増やすことです。まずは自分の身の回りの人たちが笑顔で暮らせるようにしたいですね。

今の自分には不満や違和感があって、変わりたい。覚悟もできているのにどうしたら良いのか分からないと思っている人には力になりたいと思うんですよね。「○○なら大丈夫だよ。」と背中を押してあげたい。

私はメディアの取材を積極的に受けていますが、それはメディアに出ることで誰かの背中を押すことに繋がったり、雲の上ではなく、手の届く存在の私の生き方を見て「あ、こういうのもありなのか!」「この人にできるんだったら私にもできるんじゃないか」という気づきのきっかけになったらいいなと思っているからです。

 今年の11月に地元浜松で8回目リノベーションスクールが開催予定で、私も講師として呼んでいただいています。講師として説得力のあるプレゼンができる、ものすごいスキルを教えられるとかではなくて、私が今まで経験したことや今やっていることが、私の後を歩みたい人たちの参考になるから講師として呼ばれているという事実がとても嬉しいですし、今までの人生がこうして地元に貢献できているということも嬉しいです。

――中屋さんの野望はありますか?

私の野望は「仕事で色んな土地に呼ばれて行って、色んな暮らしを体験すること」です。

今は子どもが小学生で、家のことが優先順位高いので、熱海を中心に活動をしていますが、子供が巣立ったら、拠点を置かずに人に会いに行ったり、仕事で呼ばれて全国各地を点々としてその土地の暮らしを体験するのも楽しいだろうなと思っています。

ーー中屋さん、ありがとうございました。

※写真撮影時のみ、マスクを外しています。


ー編集後記

 インタビューをさせていただいた時に中屋さんのこれまでのキャリアについて聞き入ってしまい、あっという間に時間が過ぎてしまいました。中屋さんと話していると、「私も自分らしく生きてみたい」と思わずにはいれません。多様な生き方があると認知されてきた今、「どうしたら自分らしく生きられるのだろうか」という問いはどんな世代でも持つ疑問だと思います。自分の興味や関心を認識し、そのうえでどんな人生を送りたいのか、いまいちど自分で具体的に考えて、中屋さんにも聞いてもらいたいな...。(石井)
MEMBERS' INTERVIEW

幸せが飛び火する社会をつくりたい

今回は、NPO法人atamista/株式会社machimoriのインターン生、逸見諒太さんに熱海で学んだことやCLUB HUBlicの利用の仕方をインタビューしました。


川崎市出身。2020年10月から1年間、熱海周辺でまちづくりを行うNPO法人atamista株式会社machimoriのインターン生として、machimoriの様々な事業のサポートをしていた。CLUB HUBlicでは「秘密結社HAC」という若手向けの勉強会を立ち上げ、熱海の若者たちが共に学び合い、高め合う場を創る。今年の9月末に現地でのインターン活動は終了。「学生」に戻るが、これからも熱海と関わり続ける予定。


僕の根本的な部分を支えてくれる方々に出会えた

1.熱海との出会い

ーー一番最初の熱海との出会いを教えてください。

 一番最初は大学2年生の春休みに友達と旅行で遊びに来ました。その2か月後に当時所属していたフィールドワークして社会課題の”現場”を学ぶゼミの企画で熱海の街を案内してもらって熱海のこれまでの道のりを聞いたことが、観光ではない熱海を知るきっかけでした。

 僕は公務員志望で、今まで官僚や国側の仕組みを作る視点で様々な地域の社会課題を見たり考えたりすることが多かったなかで、machimoriの方が民間の視点から熱海について話してくださって、春休みの旅行の時に寄ったお店がこういう経緯で出来ていたんだと知ることができたのはとても面白かったです。
 
 ですが、いくつかのフィールドワークの1個として普通に面白かったなと感じる程度で、その時は1ミリも熱海に関わろうとは思っていなかったですね。

ーーどうして熱海でインターンをしようと?

 2030会議(2030年の熱海や社会を考える公開型会議)がきっかけです。ゼミの5つあるチームの中で「地域社会パート」に所属していました。ゼミで色んな地域に行き、活動していくなかで「地域社会って面白いな」と感じ、1つ深く関わって実情が知ることができる地域があったら面白いとぼんやり描いていました。そんな時にゼミの活動で熱海に来た時に、「半年後に2030会議があるよ」という話を聞いて参加しました。会議はとても面白くて、その場で課題を解決するビジネス案を生み出す実践型のスクール「アクセラレータープログラム」に誘っていただき、そこから月1で熱海に通う関係性が出来上がりました。

 アクセラレータプログラムが終わって少し経った時に インターンのお誘いを受けました。その頃はこれまでの活動を熱海の方々が寄り添ってくれたという信頼と安心感を抱き始めた時期でした。なので、人間関係を含めた地域社会がどう動いているのかを見たいという好奇心と熱海の大人たちに囲まれて何かしたら、もっとわくわくすることがありそうだなという熱海に対する期待からインターンすることを決めました。
――熱海に来て得たことはありますか?


 「地域の人たちの顔を想像できるようになった」ことは自分の中で大きいと感じています。熱海に来て、知識やケースワークを学ぶだけでは分からない”リアルな現場”を体験することができました。将来、官僚になったとして、政策に関わる仕事をする際に「熱海ではあの人たちがこんなことをやっていたな」と想像できることで、本質的な働き方や仕組み作りをできるのではないかと考えています。

また、「これが今したい」や「これのために人生を捧げたい」などの目標がなく、悩んで、自分自身を知りたいなという状態で熱海に来ました。インターンで色んな方とお話ししたり、仕事をしながら問いをもらうなかで、新たな考えや価値観を知り、自己理解を深めることができました。インターンに来る前よりは自分自身の解像度は上がってきたかなと思っています。

そして、悪い部分も含めた自己理解が深まったうえでも受け止めてくれる、根本的な部分を支えてくれる方々に出会えたことも僕にとってみて、大きかったかなと思っています。

インターンでタスク遂行や企画立案などの“ビジネススキル”を学ぶだけであれば、大学のある都内の一般企業などのインターンでよいと考えていました。ですが、苦手意識のある「人間関係の築き方」や「コミュニケーションの取り方」を学びたいと思っていたので、熱海でインターンをして、苦手意識のあったことを学べたこともよかったなと思います。

一人ひとりにスポットライトが当たっているかのような感覚

2.CLUB HUBlicについて

ーーCLUB HUBlicにどんな印象をお持ちですか?

 「会社の○○です」ではなく、それぞれの想いを持ち、自分の名前で活動している方が多いので面白いと感じています。個人的に話していて魅力的な方が多いし、若者を可愛がってくれる方が多いですね。

 CLUB HUBlic最初のパーティーに呼んでいただいた時に全員の自己紹介とめぐみさん(弊社代表)による他己紹介のコーナーがありました。みなさんが自己紹介をするたびに一人ひとりにスポットライトが当たっているかのような感覚になりました。やりたいことがちゃんとあって、それぞれが想いを持って進んでいるという人としての輝きを感じたんです。めぐみさんの他己紹介もその自己紹介を裏付けるかのような素敵なエピソードばかりでした。
 自己紹介をするにあたって改めて考えてみると、僕には強い 想いはないし、東京の学生でインターンに来ているぐらいのエピソードしかない。「想いを持ち、対等に語り合えている方々がたくさんいる中で、僕はまだ全然そのステージに立てていない」という健全な危機感や焦りを感じて、「何か変わらなきゃ」と思わせてくれた瞬間でしたね。
ーーその自分への危機感から若手勉強会を設立されたのですか?

 そうですね。危機感と同様に「インターンで何か残したい、やり遂げたい」という想いもありましたね。めぐみさんに相談したところ、熱海にも不安を持って悩んでいたり、学びたいという感覚を持った20代や30代が多いことを知って、みんなが学ぶ場所があったらいいんじゃないか、それは勉強会ではないかという話になりました。

 勉強会では、最終的には各々がやりたいことを言語化したうえで、企画し、それを実現するみたいな流れを作りたいと考えていました。なので、最初は「自分は何がしたいのか」「それをなんで実現したいのか」という内省の時間を取り、プレゼンテーションを通して、1人ひとりのやりたいことを決意することを最終ゴールとして考えました。そのためには何を学ぶことが必要か、どんなコミュニティであるべきか、自分で学び続けられるようにするには何が必要かを考え、勉強会に組み込み、「僕が学びたいから、みんなもやりませんか」というスタンスで始めました。

 勉強会を創る際に、人と出会えるような社外の居場所を作って、そこでレベルアップし、会社に持って帰って活かしてもらえばいいなと思っていました。実際に勉強会には様々な業種、職種の方々が会社を超えて学びに来ています。

 僕自身も勉強会を開催して、社外に同世代の知り合いができ、仕事の話以外も含めて話すことができるような環境が創れたのはとても大きかったです。

 若手勉強会は1年間を4つの期に分ける「クォーター制」を取り入れており、僕がオーナーだった1期は8月末を持って終了しました。現在は1期生の勉強会参加者2名がオーナーとなって、「”自分軸”でやりたいことを実現する」がテーマの第2期若手勉強会を9月から月2回のペースで開催しています。

お気に入りのリフレッシュコーナーでコーヒーを入れる逸見さん
ーー突然ですが、CLUB HUBlicでお気に入りの場所はありますか?

 リフレッシュコーナーが好きです。コーヒーも完備しているお菓子コーナーがあるのはとても嬉しいです。CLUB HUBlicを出ればすぐに商店街があるので何でも買える立地もいいですよね。

 作業をするなら、夜のフリースペースもおすすめです 。広々使えますし、静かですし、なんか落ち着くんですよね。

自分のこれからをつくるためにインプットしたい

3.これからのことについて

ーーインターン終了後の予定を教えてください。
 
 インターンの活動が9月末で終了し、学校が9月末から始まります。ですが、まだ熱海で動いているプロジェクトがいくつかあるので、ミーティングに参加するなど、熱海との関わり代は残し続けていきたいと思っています。

 ここで活動してきたことを踏まえて学生に戻り、自分のこれからをつくるためにインプットしたいという気持ちがあります。大学生時代に時間にとらわれずに学べる時間って貴重なんだなと改めて思いましたし、熱海のプレイヤーたちがすごい勉強しているのを見て、その時間を大切にしたいという気持ちも改めて持ちました。



ーー人生を通して、目標や夢、野望はありますか?

 幸せが飛び火する社会をつくりたいです。
 
 元々は「目の前の人を幸せにしたい」という目標がありました。目の前の人を幸せにすることはとても大切で重要なことです。しかし、限界があって、全員には届けられないことに気づきました。でも仕組みだったら僕の知らない困っている方も助けられる。その方の「ありがとう」はきこえないかもしれないし、繋がりも見えないけど、結果的に「その方」が幸せになっていればいい。

なので、目の前の人と向き合っている中で、仕組みが機能したり、新しい仕組みを生み出したり、そんな幸せが飛び火するような社会をつくっていきたいなと思っています。

ーー逸見さん、ありがとうございました。

※写真撮影時のみ、マスクを外しています。


ー編集後記

 逸見さんはいつも熱海の方々に囲まれて、頼りにされているなと思うのと同時に、愛されているなと感じます。インタビュー中に逸見さんにその話をしたところ、首をかしげられてしまいましたが…。自分の悩みや危機感から立ち上げられた秘密結社HAC。いまやCLUB HUBlicになくてはならない存在となりました。
 熱海にいらした際はぜひCLUB HUBlicのお菓子コーナーに寄ってお菓子を食べてくださいね!待ってます!
(石井)

MEMBERS' INTERVIEW

大好きな山から、熱海を元気にしたい         

今回は、熱海で活躍されている熱海キコリーズのリーダー、能勢友歌さんに
法人会員としてどのようにCLUB HUBlicを利用されているのかインタビューしました。

岐阜県飛騨高山出身。熱海市在住。東京と2拠点生活。いまはコロナ渦でほとんど熱海でリモートワーク中。平日は東京の広告会社で企画プランナーとして働き、週末はNPO法人熱海キコリーズにて、森の再生化プランニング・実践を行う林業に従事。ブランディング・広報活動をしながらファンに愛されるマーケティング実績も多数。NPO法人熱海キコリーズでもその知見を活かしている。

ご契約:法人部員 (法人契約をご希望の方は個別にご相談ください。)


目次

1.キコリーズについて
2.CLUB HUBlicについて

3.将来のことについて


古き良き田舎っぽさ、熱海

――友歌さんと熱海との出会いはどこでしたか?

東日本大震災がきっかけです。今考えたら恐ろしいですが、震災前は特に何を考えずに高層階に住んでいました。震災の時は勤めている会社の建物で揺れを経験しましたが、高層階に住み続けるのはやめようと決めました。

ですが、東京を手放す勇気がなく、東京 どこかのまちを行き来する2拠点生活を見据えて、週末に東京から通える場所を探していました。私は山に囲まれた岐阜県飛騨高山で育った「山の子」なので、週末に暮らすまちを探すときには、山があることが条件でした。なので山がある私の故郷に似ていて、物理的に東京にも近い熱海は常に候補にありました。

実際に熱海を訪れてみると、熱海の古き良き田舎っぽい雰囲気と観光地として色んな人々が集まる感じがとても気に入って、2012年に熱海に引っ越しました。



――キコリーズとしてどのような活動をされていますか?

キコリーズは森を守る、再生化するために活動をしています。森を元気にするために、キコリーズでは水準より劣っている木を間引くことて良い木を残す「間伐」をすることが大きな活動の割合を占めていますが、ただ木を切って終わりではありません。キコリーズは間伐した木を製材加工をし、熱海市内で活用して使っていただく活動もしています。

私たちは元々熱海市主催の「自伐型林業研修」の1期生です。「自伐型林業研修」とは5ヵ月間ほどの期間で、林業初心者のメンバーがチェーンソーの使い方や木の伐採・搬出、道作りなどを学ぶ研修でした。最後の自伐型林業研修の時に、「みんなでもっと練習して技術を高めて森を守っていきましょう」とメンバー内でなり、熱海キコリーズを発足しました。森を、自然を、愛するという価値観が近いメンバーによる森林保全活動は思いの外続き最初は任意団体でしたが、継続的に活動するためにNPO法人化しました。


私たちは平日、それぞれキコリーズとは違う仕事をしているため、土日の週2回ぐらいで週末キコリ活動をしています。メンバーは20人程いますが、熱海市在中は10人弱くらいです。あとは熱海市近隣と、神奈川、東京、大阪にも住んでいるメンバーがいます。
熱海キコリーズの仲間と。
HP:https://atami-kicollys.org/      Facebook:https://www.facebook.com/atamikicollys/

山の中で打ち合わせをしていました

――CLUB HUBlicをどのように利用されていますか?

私たちの拠点は山なので、そもそもCLUB HUBlicを利用する前は事務所のような場所を持っていませんでした。なので打ち合わせや総会は山の中の空き地でしたり、山の近くのファミレスで行っていました。

いまは、山やファミレスでしていた打ち合わせをCLUB HUBlicで行ったり、すぐに予約して使える会議室を借りて、森林研修のオンライン座学やライブ配信させていただいたこともあります。メンバー個人だと仕事や勉強をしたり、シェア店舗のジェラートやコーヒー買って、ちょっと休憩しているメンバーもいますね。人と会うのが制限される世の中ですが、CLUB HUBlicにいると、メンバーに会えるのでコミュニケーション量がコロナ前と比べて減っていないので嬉しく思ってます。

私自身は平日は1日中CLUB HUBlicの個室ブースを利用しながらマーケティングの仕事をしたり、CLUB HUBlicを起点に熱海の色んな場所に出かけています。週末はキコリ活動が終わった後に時々寄らせていただいています。CLUB HUBlicの部員さんや熱海市内外から講座を受けにいらっしゃる方との交流は私にとって居心地が良くて、とても大事な情報源です。あとは災害時でも必要不可欠なリアルな情報が入ってくるので、土砂災害からのこの1カ月間はいつもより多く利用させてもらっています。
――CLUB HUBlicを利用しようと思った決め手はありますか?

CLUB HUBlicのある熱海銀座商店街はメンバーが普段から立ち寄っていて、みんな親しみを持っていたエリアでした。その商店街内のなじみのあるスペースがシェアオフィスになると聞いて、私自身、とても興味を持ってました。

私個人でCLUB HUBlicを利用したいと思い、CLUB HUBlicの事務局の方とお話しする機会を設けてもらいました。その時にちらっと「キコリーズは事務所もないし、打ち合わせをする場所があったらいいな」とつぶやいたら、後日、【法人会員】がメニューの中に組み込まれていました。【法人会員】としてキコリーズの打ち合わせがCLUB HUBlicでできるということが決め手の1つです。

あとはメンバー全員が副業としてキコリーズの活動をしているので、「福利厚生」という面で、みんなに「本業としてもキコリーズとしても自由にここを使ってくださいね」と言えるということも決め手の1つでした。
お気に入りの個別ブースでお仕事されている能勢さん
――CLUB HUBlicをどんな方におすすめしたいですか?

熱海の街の人と関わりたい方や熱海で何か始めたい方、何か相談したい方など、色んな関わりや繋がりを求めている方にはおすすめです。

CLUB HUBlicはただの「ワークスペース」や「箱」ではありません。日々の価値観が似ている方々との情報交換での学びや定期的に開催される講座があるのもそうですし、お互いを刺激し合って相乗効果を高めていく文化があるので、野望を持っている方にもおすすめです。在宅ワークするよりも刺激的で毎日が楽しくなります。

森から熱海を元気にできたらいいな

――キコリーズとして将来達成したいことはありますか?

森林計画は5年のスパンで作ります。私たちはちょうど5年間が過ぎました。この5年間やってきた森のメンテナンス(間伐)もそうですが、これからの5年間は作ってきた森をより元気に、より手入れされやすくするために森を人に開いていきたいと考えています。

今年の8月から12月まで、私を含めた3名が森林環境教育指導者養成講座を受けています。この講座を修了すると、静岡県の森林環境教育者として活動を始めることができます。今回の災害にも通ずる部分や地球環境の話を座学や次の5年間で行う森を人に開いた場所での行うアクティビティを通して熱海の子どもたちに伝えていきたいと考えています。
また、コロナ禍で大人も自然に帰ろうとする流れがあるので、森での場所づくりやコンテンツ作りを通して、森から熱海を元気にしたいです。

あとは、今は私1人がCLUB HUBlicで講座を開講させていただいていますが、これからは熱海キコリーズメンバーそれぞれの生き方や働き方のお話などを含めた講座をみんなで開催していきたいと思っています。あとCLUB HUBlicでは貸し切り利用ができると聞いたので、今後は団体の部会や忘年会、懇親会...ができたらいいなと思っています。
ーー友歌さんが持つ目標や野望はありますか?


森や自然が好きなので、さらに自分の専門性を少しずつ高めていきたいなと思っています。本業とキコリーズの活動を掛け合わせることもそうですし、熱海に色んな形で貢献したり、自分のスキルをシェアして、結果的にいい化学反応を起こしたいと思っています。

そして、いま熱海は災害後で、非日常な生活が続いています。
災害とも向き合いながら、ゆっくりじっくり健康に日々を送っていきたいですね。

――能勢さん、ありがとうございました。

※撮影時のみマスクを外しています。

MEMBERS' INTERVIEW

コラボ企画から、熱海を楽しく健康に       

今回はCLUB HUBlicで出会われ、コラボイベントを企画・開催されたお2人に
CLUB HUBlicの使い方やコラボイベント秘話についてインタビューしました。

山﨑明洋さん(左)
生まれ育ちも熱海。大学卒業まで20年以上を熱海で過ごす。大学卒業後は東京で営業~マーケティングまで様々な職種を経験。広告代理店での経験を活かし、コロナ禍で困っている熱海市や熱海市周辺の企業の復活・成長・発展に貢献したいと起業を決意。現在は広告事業と地域の健康作りの2つの柱で活動している。個別ブースの右から2席目がお気に入り。

ご契約:一般部員

矢部詩織さん(右)
三島市出身で現在は小田原在住。大学卒業後、熱海市内でホテルなどを運営している株式会社ホテルニューアカオへ就職。現在はアカオハーブ&ローズガーデンの企画・広報として活躍中。アカオハーブ&ローズガーデン公式Instagramのフォロワー数は1万人を突破。JAMHA認定ハーバルセラピスト。フリースペースで部員さんとお話しながらジェラートを食べるのが至福の時間。

ご契約:ナイト部員

お2人が企画・開催されたコラボイベント
バラとハーブに囲まれた花の楽園で健康ウォーキングツアー
2021年6月13日.20日の2日間、アカオハーブ&ローズガーデンにて開催

「ポールウォーキング」を行いながら、バラとハーブに囲まれた
12のガーデンが点在するアカオハーブ&ローズガーデンの庭園を周るイベント。
ポールウォーキング以外にもポール置いての山道ハイキングや森に囲まれた場所で瞑想、
アカオハーブ&ローズガーデン特製のハーブティーを飲む体験など自然を
味わいながらも楽しみながら健康づくりができるプログラムを90分間行うツアー。

目次

1.CLUB HUBlicについて
2.バラとハーブに囲まれた花の楽園で健康ウォーキングツアーについて

3.これからについて


熱海の方々と繋がって、色んなことを展開していけたら

――CLUB HUBlicをどのように使われているのかを教えてください。 

矢部さん:自分の仕事をするためというよりも、CLUB HUBlicには本がたくさんあるので勉強したり、熱海の面白い方々と繋がるために使っています。面白い方々と繋がることによって熱海のことを情報交換することができて、学ぶことが多いです。CLUB HUBlicには月に3.4回ぐらい若手勉強会(CLUB HUBlicで第一第三水曜日(8月)の夜に開催されている20代から30代向けの勉強会)や講座があるときに利用していますね。若手勉強会では、熱海で頑張っている若者たちがこんなにたくさんいるんだと感じて刺激を受けています。

山﨑さん:私は家だと集中して仕事ができないので、仕事モードに入るためにCLUBHUBlicを利用しています。あとは先ほど矢部さんが仰っていたように、部員さんやCLUB HUBlicで行われる講座で外部からいらっしゃる方と繋がることによって、派生して色んなものに展開したいと思い、週2-3回ぐらいで利用させていただいています。

――CLUB HUBlicを利用して、どんなつながりが生まれましたか?

山﨑さん:ある部員さんと網代の街づくりについて考えていきたいという話や終活をしている部員さんと繋がって、シニアに向けて何かコラボ企画をしようという話が生まれています。CLUB HUBlicを利用したことで人とのつながりやコラボ企画が増えました。これから面白い展開になってくると思っています。

―繋がりやすい要素を何か感じることはありますか?

山﨑さん:一般的なコワーキングスペースは自分の仕事に集中する場所ですよね。利用されている方々の目的もコミュニティづくりとしてというよりも仕事に集中するために利用していると思います。なのでお互いの仕事や活動を知らないのが”あたりまえ”です。ですが、CLUB HUBlicは「部員さん同士の交流によって相乗効果が生まれ、それぞれの仕事がさらに良くなるように」ということを場の目標としているので、そもそも部員さんがCLUB HUBlicに入った際は、まず、事務局がその部員さんが何をしているのかをちゃんと説明してくれます。なので誰がどんなことをしているのかが分かるんですよね。お互いを紹介し合うところから始まるところが繋がりやすいポイントなのだと思います。来てすぐ作業して帰っていく人をあまり見たことがありません。

若者勉強会に毎回出席されている矢部さん


ここでの出会いが新たなコラボ企画へと繋がりました

――CLUB HUBLICを利用される前はお二方の面識はありましたか?

2人同時に:なかったですね。

――お二人の出会いはどこでしたか?
山﨑さん:映画館で…(笑)
嘘です。事務局から矢部さんのことは聞いていましたが、あまり関わりはありませんでした。

矢部さん:私は上司から山崎さんの名前は聞いて知ってはいましたが、私が初めてCLUB HUBlicを見学させてもらった時に、事務局に改めて山崎さんを紹介してもらいました。「ポールウォーキングなどの健康づくり活動をしています。ガーデンで出来たらいいですね」と山崎さんが仰ってくださって。すぐ「やりましょう」と伝えました。コラボはそれがきっかけですね。

山﨑さん:その日の夜にはもう打ち合わせの日程を組みました。

――改めてポールウォーキングとはなんですか?

山﨑さん:これを話すと2時間くらいになります(笑)
ポールウォーキングはポール2本を持ってウォーキングすることです。ポールウォーキングはポールを2本持つということがとても重要です。ポール持つことによって、普通に歩くよりも姿勢がよくなります。

2本足で歩く人間は体を支えるために足を横に広げます。しかし、足を横に広げることによって歩幅が小さくなります。歩幅が小さくなってしまうと、筋力が低下してしまいます。
そこでポールウォーキングです。2本のポールを持ってウォーキングをすることで、足とポールで4本の支点となり体の軸が安定するので、歩幅を広げることができます。また、ポールを持つことで腕も使うので、全身運動となり、効率的に体作りができるということもポールウォーキングのメリットです。年齢制限はなく若い方からシニアまでどんな方でもできます。

矢部さん:山﨑さんにお話を聞くまではポールウォーキングはシニア向けの運動なのかなと思っていました。ですが、実際に話を聴きながら体験させてもらったら、体に効いているのがとてもよく分かりましたし、「みんなに知ってもらいたい」とも思いました。
ポールウォーキングについて語ってくださった山崎さん
――お互いコラボするメリットや目指していたところはありましたか?

矢部さん:アカオハーブ&ローズガーデンはもちろん庭園なので、お花を見てもらうということが1番ですが、お花を見る以外に楽しんでもらえることは何があるだろうということはかなり考えていて、前々からイベントを積極的にしていけたらいいねという話は出ていました。特にアカオハーブ&ローズガーデンはヘルスリゾートを目指していたので、山﨑さんとお話ししている中で、ヘルスリゾートという面にピッタリだと思ってやらせていただきました。

山﨑さん:「健康」をみんな意識しますが、切迫感がないとなかなか続かないものです。実は「楽しい」ということが一番「健康」を維持していくためのポイントです。ですから、何かと組み合わせることによって、「楽しく」結果的に「健康」になっているということが理想的です。素敵なガーデンがたくさんあるアカオさんでポールウォーキングを行うことでお花を見ながら「楽しみ」ながら「健康」づくりができるということが一番「健康」を維持できる良いことなのではないかと思っていました。なのでコラボはありがたかったです。


――開催された感想を教えてください。

矢部さん:反省点や次回もっとこうしていけたらいいということはありましたが、参加してくださったお客様にはとても喜んでいただけたという感覚が得ることができました。

山﨑さん:参加してくださる方はきれいな花を見て「楽しみ」ながら、結果的に「健康」になるということを求めている方が多いなというのは感じました。それを求めて熱海に来る方も多いのではないかなと印象を持ちました。

――コラボを経験されて、CLUB HUBlicのおすすめのポイントを教えてください。

矢部さん:どんなときにでも、誰かに話を聞いてもらえるのでとても居心地の良い場所ですね。社外の人なので、悩みに対して客観的に意見を仰ってくださいます。雑談などもそうですが、話をするだけでそのすごい癒されます。CLUB HUBlicは私の憩いの場にです。

山﨑さん:何かやりたいけど分からないとかヒントが欲しいという方にはおすすめです。ヒントや方法を見つけるには、人との関わりが必要だと思います。CLUB HUBlicで人と関わることによって何か見つかってくるかなと思います。
あと集中したい人ではなく、何かを自分の事業の成功のヒントを起こしたいと思っている人にとってはすごくいいかなと思っています。

これから続いていくコラボ企画のきっかけの1つに過ぎない

――これから中長期、どうしていきたいですか?

矢部さん:定期的にアカオハーブ&ローズガーデンでポールウォーキングイベントを開催していきたいと思っています。次回は涼しくなった秋ぐらいに開催したいですね。あとはどのようなお客様に来ていただきたいのかということを決め切れていないので、考えながら決めて開催していきたいなと思っています。

山崎さん:アカオさんのお客様のターゲットに合わせて、イベントの作りこみができればいいなと思っています。アカオハーブ&ローズガーデンはポールウォーキングだけではなくても、色々面白いことができると思います。私だけではなくて、CLUB HUBlicにいる方たちともコラボしたら面白いと思うので、たくさんコラボして、アカオハーブ&ローズガーデンを熱海でいつも面白いことを開催している名物スポットにしていきたいです。
このポールウォーキングイベントはこれから続いていくであろうコラボ企画の1つのきっかけに過ぎないと思っているので、ここから「熱海でやりたい」と思いを持った人たちが派生して、一緒にコラボ企画を開催できるようになっていけばとても面白いなと思っています。

――これからの夢はありますか?

矢部さん:これまで目標にしていたInstagramのフォロワー数をここ最近、達成しました。そのことがとても嬉しかったので、これからもっと仕事で成果を出したいなと思っています。

山崎さん:これまでずっと自分のなかで何をやりたいかなと迷っていた部分がありました。しかし最近熱海で動きをつけてみて、私のような迷っている人がちゃんと方向性を見つけるのはいいことだというがわかりました。これまでの私のように何をしたいのか迷っている人は東京には多いので、その人たちが方向性を見つけて迷わずに生きていけるように、私がこれまで迷って経験してきたことを伝えてみんなを和らげたいと考えています。

――山崎さん・矢部さん、ありがとうございました。

※撮影時のみマスクを外しています。

MEMBERS' INTERVIEW

大切なことを次の世代へ繋ぎ、世の中をもっと優しくしたい

今回は会社員・個人事業主の2つの顔を持ち、
熱海でご活動されている本井有希子さんに
個人事業主としてのCLUB HUBlicの使い方や
オプションサービスの活用方法についてインタビューしました

沖縄県出身。学校卒業後、新卒で熱海の宿に就職、33年在籍。元支配人。
今まで経営のほとんどに携わり、口コミ 3.9 の数字を1年で 4.6 まで押し上げる社内教育を実施。現在は個人事業主:well ∞ flowとしても活動し、熱海中の宿全体に社員教育・チーム育成・集客マーケティングを伝授。さらに、業界や職種問わず、リーダー個々人の特性に合わせた育成手法を開発し、心理的な側面も含めて個別にアドバイスなども行っている。

ご契約:一般部員

本質を伝えることでもっと優しい世の中に

――本井さんは個人事業主「well ∞ flow」としてどのようなことを行っていますか?

これまで宿の支配人として、宿全体を動かしてきて、『目先のクチコミ評価に振り回されて、心身が疲弊し、若いスタッフが退職してしまう』ということを何度も経験しました。その経験から、私たちの職種にとって一番大切な「お客様に喜んでもらう」ことを自主的に考える職場づくりを必要だと考え、積極的に職場づくりに取り組みました。取り組んで振り返った時、「この現象はどの宿泊業にも起きているのではないか?」と感じました。

その体験から、well ∞ flowでは同じ境遇を抱える同業のみなさんに「おもてなし」の本質やそれを支えるチームづくりを少しずつでも伝え続けて、熱海中の宿全体に広げています。

広げることによって、スタッフにおもてなしの本質や技術が浸透し、目先のクチコミ評価などに心身を振り回されることがなく目の前のお客様に集中することができ、おもてなしの連鎖が生まれます。そしてスタッフからお客様へ、お客様からまたその先へと優しさが世の中に広がっていくのではないかと考えています。


――本井さんが達成したいことはありますか?

「私が育てたリーダーたちが、今度は次の世代のリーダーを育てる人になってほしい」という夢を達成することです。それぞれの地域や宿が持っている文化やエッセンスをどんどん繋いでいき、それを受け取った人たちが、次へと受け継いでくれる。そういうおもてなしの循環が増え、優しい世の中になるといいなと思っています。

CLUB HUBlicに来ると色んな人たちに会えるんです

――CLUB HUBlicはどのように使われていますか?

勤務先の宿の退勤後や休日を中心に、週2-3日くらいの頻度で書類の整理やPCを使う仕事の際に利用しています。1人で利用できて集中できる個別ブースと部員さんと対面で会うことができるフリースペースがお気に入りの場所ですね。あと、CLUB HUBlicには本がたくさんあるので、仕事で使う参考資料を探したり、本を読んだりしています。

CLUB HUBlicで出会う方々は会社の名前のつながりだけで繋がるわけではないのでとても気が楽なんです。私は会社ではなく私自身を知ってほしい。「名前だけでもう十分ですよね」と言われるようになりたくて、CLUB HUBlicを利用しています。

あと、CLUB HUBlicに利用すると色んな人たちに出会えます。起業した方や既に熱海で活動している方など「熱海を良くしたい」という同じ志を持っている方たちと、しがらみ関係なくみんながフラットな関係で繋がることができますし、逆に教えてもらえることがたくさんあります。それが新鮮で楽しくてよく利用しています。

お気に入りの個室ブースで仕事をしている本井さん
――オプションサービスもご利用いただいていますが、
 経営者コーチングバックオフィスサポートをどのように活用されていますか?

経営者コーチングは毎月「構成があっているか間違っているか」「ニーズがこれで大丈夫かどうか」などを確認してもらって、自分のブラッシュアップや方向性の擦り合わせを行っていただいています。ずっと1人で行っていると、頭の中が整理つかなくなってしまうんです。実際にめぐみさん(弊社経営者コーチング担当)は個人事業者、経営者としてどんどん先に進んでいるので、経験などを聞きながら教えてもらっています。

バックオフィスサポートは苦手で放置してしまうようなレシート関係などの管理をお願いしています。また自分のなかで言語化できないことを上手にまとめてチラシをつくってくださったり、事業計画書を全部やっていただいているので、本当に助かっています。

オプションサービスを利用して良かったことのひとつは自己紹介ができるようになったことです。

例えば、会社に勤めていると会社の肩書きを出して自己紹介するのが一番わかりやすいですが、会社を退職して肩書きを捨てた時には自分は何物なのか、自分をなんて表現していいのかわからなくなってしまいます。

オプションサービスを利用する前の私は自分自身のことをよく知らなかったですし、自分を言語化することも難しかったので、どのように自己紹介してよいのかわかりませんでした。

そんな私ををわかりやすく言語化してくれたのがこのバックオフィスサポートであり、毎月の経営者コーチングで出してもらえる方向性でした。自分がここにいるよと旗を立てるためにも自己紹介ができることはすごく大きいと思います。
――CLUB HUBlicをどんな方におすすめしたいですか?

まず熱海に住んでいる若い方にはぜひ知ってほしいなと思います。特に仕事をしていて、どこに相談していいのか分からない方におすすめしたいです。CLUB HUBlicを「人の温度感というのを感じながら勉強する」「自分の悩みを相談できる方たちがいる」場所として利用してくれたらいいなと思います。

結局、若い方たちが一番、まちを活性化してくれると思っています。若い方たちが何か活動すると、周りにいる大人たちも「何か楽しそうだぞ」と気になりますよね。多くの人と学び、関わることで、今までのようにただ単純にお客様の接客をするだけではなく、色んな意味でのサービスレベルが上がると思います。そのための場所として、若い方にはぜひ使ってほしいなと思います。

そうして育った若い方がそれぞれの地域や宿が持っている文化などを繋いでいって、次世代へと伝承していく。そのような「おもてなしの循環」が増やすことが私の目標です。

――本井有希子さん、ありがとうございました。

※撮影時のみマスクを外しています。